世界のいろいろなパン
アメリカのパン
食パン
パン食の朝ごはんといえば、この食パンを思い浮かべる人が多いでしょう。食パンとは元来、主食として食べられるパンを指しますが、上蓋のない焼型で焼く山型食パンや、蓋つきの焼型(プルマン型)で焼く角食パンが一般的です。
ロールパン
バターや卵を生地に練り込み、薄く延ばした生地をくるくると巻いて焼き上げたパンです。パン業界では、「バターロール」の表示をするためのバターの添加量について、自主的に基準を決めています。
ベーグル
アメリカのドーナツ型のパンとしてよく紹介されますが、もともとはユダヤ教の「清浄食(コーシャー食品)」として食べられてきたユダヤ人のパン。今ではアメリカのポピュラーなパンの一つで、チーズやサーモンなどをはさんで食べるのが一般的です。ところで、ベーグルの作り方には大きな特徴があります。それは、焼く直前に生地を一度ゆでること。これによって小麦粉のでんぷんがアルファー化され、独特のもちもちした食感が生まれます。
シナモンロール
中型〜小型サイズで作られるアメリカの菓子パン製品です。リッチな生地をシート状に伸ばしてバターを塗り、砂糖、シナモンをまんべんなく覆うようにふりかけます。シナモンと相性の良いレーズンもよく使われます。ロール状に巻き込み、輪切りにして焼きあがった後にアイシングで仕上げることで、甘みの強いソフトな食感となります。