パンのはなし

安全性Q&A安全性Q&A

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いつも食べているパンの安全性についてご存知ですか?
最近いろいろ気にしているけど、ちょっと難しそう!?なんて思っていませんか。
そんな気になる疑問にお答えします。

Q1 パンに使われる食品添加物は?

  1. Q1 パンに使われる食品添加物は? 
  2. Q2 パンの残留農薬は? 
  3. Q3 イーストフードとは? 
  4. Q4 パン酵母とは? 
  5. Q5 パンのトランス脂肪酸は? 

食品添加物は、食品の製造、加工、または保存の目的で使用されています。食品添加物に関しては、食品衛生法によって、指定制度が設けられています。
指定制度とは、厚生労働大臣が食品添加物として指定したものだけを使用することができる制度で、指定に際しては、安全性と有効性の観点から評価が行われています。 食品添加物は、パンにも使われています。 使用された食品添加物は、すべて表示することになっています。

パンの食品添加物の例

品名: 食パン
原材料名: 小麦粉、糖類、ショートニング、パン酵母、食塩、乳製品、
イーストフード、乳化剤、ビタミンC


上の例では、小麦粉から乳製品までが「原材料」、イーストフード以下が「食品添加物」です。この場合、食品添加物は、次のような役割をもっています。

イーストフード

パン酵母(イースト)の栄養源となって、醗酵を助けます。具体的には、塩化アンモニウム、炭酸カルシウムなど14種類の無機塩を使用できることになっています。

乳化剤

でんぷんの表面に吸着して、油脂類を均一に分散させ、パンのやわらかさを保つ働きがあります。

ビタミンC

品質改良の目的で使われます。小麦粉のグルテンに作用し、パン生地をきめ細かくソフトにし、風味を豊かにします。

最終更新日:2012年12月11日