世界のいろいろなパン
イギリスのパン
スコーン
パン酵母ではなく、ベーキングパウダーで膨らませた、スコットランドに古くから伝わるビスケットです。18世紀の貴族の間で流行したアフターヌーンティーに欠かせないものとなりました。割れ目から上下二つにし、クロテッドクリームやジャムをのせ、紅茶と一緒にいただきます。
イギリスパン
イギリス食パンや山型食パンとも呼ばれます。イギリスではティンという焼き型を使うことからティンブレッドと呼ばれています。型を使いますが、ふたをしないため、自然に発酵し、山のような形になります。薄くスライスしてカリカリにトーストし、バターかマーマレードをあわせるのがイギリス流です。
イングリッシュマフィン
伝統的なイギリスのパンであるイングリッシュマフィンは、吸水率が高く中の生地がしっとりして噛み応えのある食感が特徴です。専用の型で八分ほど火が入ったところで完成します。バターをしみこませるために、ナイフを使わないでフォークや手などで二つに割り、トーストします。現在ではイギリスよりもアメリカでポピュラーなパンです。